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黒田清輝(1866-1924)は,欧州で学んだ豊かな光の表現を特色とする「外光派」の旗手として,洋画壇をリードした。この作品はフランス滞在中に描かれサロンに入賞した,初期の代表作。鎧戸から差し込む柔らかな光が,娘の全身を優しく包み込んでいる。