このページの本文へ移動

破墨山水図(はぼくさんすいず) 

 『破墨山水図(はぼくさんすいず)』の画像 
1幅
紙本墨画
雪舟筆 雪舟自序月翁周鏡等六僧賛(せっしゅうひつ)
縦148.6 横32.7
室町時代
明応4年(1495)
国宝
A282
拡大して表示 別の画像を表示
総合文化展での展示予定は未定です
 
京都相国寺の塔頭慈照院に伝来し,江戸時代前半からすでに有名だった作品で,現在も雪舟等楊の基準作に位置づけられる。図上では画家自身の序に,成立の経緯や絵画史観などが述べられる。さらに当時詩文をもって鳴らした6人の禅僧の賛が付されるが,その関心の中心は雪舟にある。日本の詩画軸において画家がこれほどに主役の座を占めることはかつて無かった。