このページの本文へ移動

銹絵観鴎図角皿(さびえかんおうずかくざら) 

 『銹絵観鴎図角皿(さびえかんおうずかくざら)』の画像 
1口
陶器
尾形光琳・深省合作(おがたこうりん しんせい)
高2.9 縦横22.1
江戸時代
18世紀
重文
G32
拡大して表示 別の画像を表示
総合文化展での展示予定は未定です
 
尾形光琳の弟尾形深省は元禄12年に京都の鳴滝に窯を開き,作品には「乾山」の銘款を付けた。乾山焼の中でも兄光琳が絵付をした兄弟合作の作品は特に名高く,この角皿もその代表作である。中国宋代の詩人黄山谷が鴎を眺めている図を光琳が軽妙な筆致で描き,裏面には深省が見事な筆で銘款を記している。