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装飾須恵器の世界

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    2004年12月14日(火) ~ 2005年1月30日(日)

    須恵器は古墳時代のなか頃に朝鮮半島から伝わった窯業技術でつくられた焼き物です。そのなかでも古墳時代後期に盛んにつくられた装飾須恵器は、小さな器を多数貼り付けた子持須恵器、小像を貼り付けた装飾付須恵器、特殊な形をした特殊須恵器などがあります。その造形の多様さにおいて古墳時代の精神世界を読み解く貴重な情報源といえます。
主な出品作品

*所蔵の表記の無いものは、当館蔵品です。
重要美術品 子持高坏 長野県茅野市宮川 疱瘡神塚古墳出土 古墳時代・6世紀 五味健藏氏寄贈
子持装飾付脚付壺 兵庫県龍野市中垣内出土 古墳時代・6世紀
瓔珞付子持高坏 三国時代(新羅)・6世紀 小倉コレクション保存会寄贈
三脚付壺 福岡県吉井町西谷出土 古墳時代・6世紀 橋詰驤一氏寄贈
革袋形提瓶 奈良県天理市柳本町出土 古墳時代・6世紀