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特別公開 現在日:2010年2月9日  有効期限:2006年4月9日
聖徳太子御忌日記念
特別公開「国宝・天寿国繍帳と聖徳太子像」
法隆寺宝物館第6室 2006年3月14日(火)〜4月9日(日)

国宝 天寿国繍帳(部分)
国宝 天寿国繍帳(部分)
飛鳥時代・7世紀 奈良・中宮寺蔵
 聖徳太子の忌日である2月22日(旧暦)を記念して、奈良・中宮寺所蔵の「天寿国繍帳(てんじゅこくしゅうちょう)」(国宝)と、東院絵殿に安置されていた法隆寺所蔵の「聖徳太子像」(重文)を特別公開いたします。法隆寺献納宝物からは、同じく東院絵殿の障子絵であった「聖徳太子絵伝」(国宝)を展示。聖徳太子にゆかりの深い作品を揃ってご覧いただける貴重な機会です。

 この特別公開にあわせ、3日間の連続講座を行います(事前申込制)。聖徳太子が亡くなったあとの浄土での様子を描いたとされる「天寿国繍帳」の制作の背景や刺繍技法の特色、さらに聖徳太子に関わる信仰や美術についてお話しします。
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開催概要
会  期 2006年3月14日(火)〜4月9日(日)
会  場 東京国立博物館 法隆寺宝物館第6室
開館時間 9:30〜17:00
2006年3月31日(金)・4月7日(金)は20:00まで、4月中の土・日曜日は18:00まで開館(入館は閉館の30分前まで)
休館日 月曜日
観覧料金 平常展料金でご覧いただけます。
一般420(210)円、大学生130(70)円
*( )内は20名以上の団体料金
* 高校生以下と満65歳以上の方は無料。入館の際に、年齢のわかるもの(生徒手帳、健康保険証など)をご提示ください
*障害者とその介護者1名は無料です。入館時に障害者手帳などをご提示ください。
交  通 JR上野駅公園口・鶯谷駅より徒歩10分
東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅、千代田線根津駅、京成電鉄京成上野駅より徒歩15分
主  催 東京国立博物館、法隆寺、中宮寺
お問い合わせ 03−5777−8600(ハローダイヤル)
関連事業
連続講座
「聖徳太子の美術」
平成館 大講堂 2006年3月17日(金)〜2006年3月19日(日) 受付終了
同時期開催
天台宗開宗1200年記念 特別展 「最澄と天台の国宝」
平成館 2006年3月28日(火)〜5月7日(日)
天寿国繍帳について
国宝 天寿国繍帳(部分)
国宝 天寿国繍帳(部分)
飛鳥時代・7世紀 奈良・中宮寺蔵
 伝世品としては最古の刺繍である天寿国繍帳は、飛鳥時代に制作された旧繍帳と、鎌倉時代にこれを模造した新繍帳の遺(のこ)りのよい部分を、江戸時代に貼り混ぜて1面の繍帳にしたものです。意外なことに、鮮やかな色彩のほうが旧繍帳なのです。この繍帳には亀の甲羅に4文字の刺繍銘があり、当初は100匹の亀が刺繍されていたとされ、その全文すなわち400文字が『上宮聖徳法王定説(じょうぐうしょうとくほうおうていせつ)』に記されています。それによると、推古30年(622)に聖徳太子が亡くなられ、妃の橘大郎女(たちばなのおおいらつめ)が、推古天皇に願い出て、太子が往生した天寿国の有様を刺繍によって表したものです。下絵を描いたのは渡来系の人物で、刺繍は宮中に仕えた采女(うねめ)達が行ないました。図様は撚(よ)りの強い糸を用いて輪郭線で縁取り、内部を緻密に繍(ぬ)い表す技法で、飛鳥時代の刺繍の特色をよく表しています。
飛鳥の兎
飛鳥時代の刺繍(兎)
飛鳥の亀
飛鳥時代の刺繍(亀)
鎌倉の亀
鎌倉時代の刺繍(亀)
亀の甲羅には4文字の刺繍銘がある。当初は100匹の亀、すなわち400文字が記されていた。色の鮮やかな方が飛鳥時代の刺繍、傷んでいるほうが鎌倉時代の刺繍。
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