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『医心方』は,永観2年(984)に丹波康頼が撰したわが国現存最古の医書である。本巻は,室町時代に正親町天皇から典薬頭半井光成に下賜され,以後半井家に伝来したもので,大部分が平安時代院政期の写本である。なお巻25,29には紙背文書がある。