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梁楷は南宋の嘉泰年間(1201-04)頃の画院画家。本図は梁楷の山水画家としての力量を示す代表作。足利将軍家伝来の東山御物として,出山釈迦図を中幅とする三幅対として鑑賞された。図上に「雑華室印」があり,相阿弥といわれる外題が付属している。若狭酒井家,三井家に伝来した由緒をもつ。