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志野橋文茶碗(しのはしもんちゃわん) 銘 橋姫(めい はしひめ)

 『志野橋文茶碗(しのはしもんちゃわん)』の画像 
1口
陶器
美濃(みの)
高11.5 口径12.5 高台径6.0
安土桃山~江戸時代
16-17世紀
G4830
松永安左エ門氏寄贈
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2024/03/12から2024/06/02まで本館 13室で展示
 
岐阜県東南部に広がる美濃窯の中で,土岐市の久尻から可児市の大萱にかけての一帯の窯は特に優れた桃山様式の焼物を焼いたことで知られている。この志野茶碗はそうした作品のひとつで,大振りで筒形の力強い造形に,奔放な筆致で橋と苫屋が描かれる。志野のなかでも古格の堂々たる作風を示す作品である。